2009年10月10日 (土)

弓を発送

話としては、前回の記事の続きとなるけれども、
弓を発送して思ったことなど。

私にとって、弓は自分で運ぶものだったけれど、
今回初めて、宅配業者を利用することになった。
どうすればいいのか手探りながら、
まずは弓の弱点である上下の関板を段ボールで補強し、
そして全体をプチプチで包み(溜め込んだプチプチが役に立った)、
さらに弓巻きのようにクラフト紙でぐるぐる巻きにしてみる。
通常の荷物ならこれで十分だろうけれど、
サイズは、長さ230cm×直径10cm位になり、
この長さと細さでは、何だか心もとない気がした。

次は宅配業者に問い合わせてみる。
近所に営業所のあるところなので、3社だけれど、
返答はこうだった。

ヤマト:1,240円+保険(最低50円)
佐川:2,230円
郵便:不可
※いずれも茨城→千葉、営業所持ち込みの場合。
※2009年10月現在

しかしながら、安いヤマトは弓の梱包状態を見て
「積むと斜めになるので、ハードケースに入っていないと……」と拒否。
残る佐川も同じ理由で拒否されそうになったけれど、
渋い顔ながら受け付けてくれた。

話を聞いてみると、プチプチはあくまで緩衝剤であって、
箱だったら箱が衝撃を吸収してくれるけれど、
今回のようなものでは
重い物が上に乗った時には過信できないということだった。
それに「弓」と聞くと高価な物と思うらしく及び腰になっていた。
品物を受け付けた本人が運ぶのではないので、
この先でどう扱われるか分からない不安もあるからだろう。

ひとまず、発送できたのでほっとしつつも、
弓は自分で運ぶものという建前は分かるけれど、
遠征とか旅行とか、そうはいかない場合もあるのに、
弓用のハードケースがないのは変な気がした。
最初からないと諦めて、
ニーズを求めないのもあるのかなとは思ったけれど。

私が思いついたコストのかからなそうな方法は、
紙管かなと思い調べてみると、
やはり規格サイズでは太さも長さも随分足りない。
特注ではどうだろうかとさらに調べると、
ある業者では、
内径18φ〜1000、厚み0.5〜15mm、長さ5〜5000mm
が作れるとあった。

想像だから迂闊なことは言えないけれど、これなら、
プラスチックのハードケース並に丈夫で軽くて
段ボール並に使い捨てられるものが出来そうな気がする。
最少ロットがあるだろうし、ベストな大きさが分からないから、
個人で注文は難しいだろうけれど、
弓具屋さんあたりでまとめて発注して分けてくれれば、
きっと需要もあるに違いない。

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2009年10月 4日 (日)

眠っている弓具が活用される、という活動

お久しぶりです。
また長いこと間が開いてしまいました。

さて最近、やっぱり弓が引きたいなぁ……ということで、
時間の空いた時に道場の見学をしに回っている。
とはいえ、
ホーム道場以外の一番近い(個人可の公立)道場は、
車で40~50分程度、県内に至っては1時間はかかるので、
何かのついでに行くしかなく、まだ片手の数ほどだけれども。
それだけでも、それぞれの道場で
使用料金とか、運営方法とか、色々と違っていて
戸惑いもするし面白かったりもする。
(名目上は禁煙でも実質喫煙可なんて、がっかりなところもあった)

そして、視察ついでに少し巻藁を引いてみたところ、
いかに力を使わない引き方を追求してきたとはいえ、
やはり何もせずに14kgが引ける体力を維持することは難しいと痛感し、
弱い弓が欲しい……でも、この弓はどうしよう
そんなことを思っていた。

壊れてもいないのに捨てるのは心苦しいし、
死蔵するのは無駄にしているようで弓にも済まない気がするし、
譲れる人に心当たりもないし。
タダでもいいから弓具店で下取りしてくれればいいけれど、
そういう話も聞いたことがない(知らないだけかも)。

そんな折、こんな活動を見つけた。

弓道研究室/国際武道大学弓道研究室/弓道2プロジェクト
http://kyu-do.hp.infoseek.co.jp/kyudo2proj/kyudo2proj.htm

これは大いに賛同できる。

そんな訳で、弓具を整理してみると、
思っていた以上に、使わない物が出てきた。
道具を揃える時に何も分からず言われるままに購入したものの、
知恵が付いてくると共に合わないことに気が付いて
買い替えたりしたものだ。
そうやって出てきた初代の弽や矢筒、使わなかった握り皮、
その他諸々をまとめて送ることにした。

思えば私は、引きたいと思い立てば、
弓具は予算さえ何とかなればすぐに手に入るし、
体質的に道場を選り好みしているけれど場所がない訳ではない。
ほぼ無から始めるだろう海外の弓引きに比べれば
遥かに恵まれているはずだ。

今までは、何となく手放せずしまい込んでいた弓具たちも、
使わないことこそが無駄でもったいないことだし、
私のもとで忘れ去られているよりも、
誰かの元で存分に使ってもらう方がきっと喜ぶに違いない。

弓具置き場が少し寂しくなったけれど、
惜しいという気はまったくしない。

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2009年4月19日 (日)

浅草で流鏑馬

昨日(4月18日)、
浅草で流鏑馬があるという話を聞き込み、
最近遠出していないな、とか
新しい手ぬぐいが欲しいな、とか
別件の気になるイベントもやっていることを知り、
俄然「行きたい熱」が高まって来たので、
頑張って行ってきました。

浅草に着いたのは12時半頃。
当初の予定では、その前に行きたいところがあったけれど、
2時間近く家を出るのが遅れたため、それは後日と諦めて、
さて、手ぬぐい屋さんに寄ろうかとしたら、
目の前にパレード(?)が!

20090418

水干やら直垂やら鎧やらを着けた人々が
ぞろぞろと通り過ぎて行く。
こりゃいかんと慌てて手ぬぐい屋さんに行き、
それから人の波や点在する幟に導かれて
会場の隅田公園へ行ってみると、
既に結構な混雑だった。

実を言うと、私はこれまで、
流鏑馬を実際に見たことがなかった。
弓引きのはしくれなので、
何となく「こんなもの」というイメージは
あるつもりだったけれど、
とにかく一騎目。
呆気にとられているうちに通り過ぎてしまった。
想像以上のスピードだった。

ちなみに、私は二の的の付近にいた。
二騎目からは落ち着いて見ていると、
一の的と三の的が見えなくても、
ウェーブのように駆け抜けていく歓声や嘆息で、
その結果が分かることに気がついた。
何に似ているかと言えば、
○○○ときた四射目の反応で、
老若男女、国籍問わず、
会場が一体となっているようだった。

「所さんの目がテン!」
という番組で知ったことだけれど、
戦国時代はサラブレッドに比べて
スピードも遅く上下動も少ない
木曽馬という馬に騎乗していたそうだ。
そう考えてみると現代の流鏑馬は、
難易度が上がっているのかも知れない。
そんなことを考えながら、
腰痛で立っているのも辛くなったし、
次の用事もあることなので、
終点付近の本気で写真を撮る人たちの
大砲のようなレンズの付いたカメラを横目に見つつ、
ちょっと名残惜しいながらも
その場を後にした。

浅草流鏑馬は
毎年4月第3土曜日に開催されるそうなので、
(午前中には草鹿もやっていたらしいので)
興味のある人は来年、
行ってみたら如何でしょうか。

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2009年3月22日 (日)

地味にあった弓道モノ

忙しさにかまけてぼやぼやしているうちに、
そろそろ今年も4分の1が過ぎようとしています(早!)。
相変わらず弓は引いていませんが、
相も変わらず、弓のことは考えています。
今現在は、ちょっとやる気を出して、
お蔵入りしていた資料ネタを進めているところです。
(完成はいつになることやら)

ところで昨夜、
「的枠の深さってどれ位だっけ?」
と、突然疑問に思い、競技規則を見てみたら「10cm以上」とあった。
一般的な規格はどうなのかと弓具店サイトを回ってみると、
そんなの分かってるでしょ、とばかりに記載がない。
(サイズや重さなどは、最低限入れて欲しいものだ。
誰が見ても「情報不足」と感じること必至)
仕方なくググってみると、こんなページに行き当たった。
弓道の標的 http://www.j-tokkyo.com/2000/F41J/JP2000-274999.shtml
図がないので想像だけれども、現在の曲げわっぱ式ではなく、
合板のように接着剤でくっつけたものらしい。

「へぇ、考える人は考えているんだね」

興味を引かれ「弓道」と検索してみると、
思っていたより多くのものがヒットした。
もちろん中には、副葬品とか、直接関係のないものもあったけれど。
それでも、知らないうちに、知らないところで、
弓の為になればと、あれやこれやと考えている人がいることに、
何とはなしに嬉しくなった。

「弓はあくまでアマチュアでしかありえないのだから、
開発も、運営も、何もかも、誰かがやってくれる訳がない。
そもそも弓引きは、弓引き以外を受け入れないし。
だから本業や他の趣味を弓につなげて考えることで、
わずかばかりでもいいから、発展に寄与できないものか」

弓が引けなくなって、いやそのずっと前から、そんなことを考えていた。
私だったら(グラフィックソフトが使えるだけで、本業ではないけれど)
それはサイトや資料を作ることだし、
例えば、プログラムや電子機器に詳しい人が、
看的が中り外れを判定しパソコンに入力すると、
結果が看的板に表示され、
同時に記録集計掲示までできてしまうシステムを組み上げたりすれば、
大会運営にかかる人手や時間、手違いなどもなくなるのにと
素人考えながら思ったりする。
(この辺は、個人がやるには難しいプロジェクトだろうけれど)
でも、別に新しいものを作り上げるでなくても、
ある世界でありふれたものが、
そのまま、あるいは少し手を加えることによって流用できるかも知れない。
しかしそれはその世界にいる人が、弓引きの視点でもって
「使える」と声を上げてくれなければ、誰も気づけない。

いつだったか、
「弓を引き、的に中てるだけが弓道ではない」なんてことを書いたと思う。
それはそのまま、この例にも当てはまると思う。
弓を引き、上を目指すことは、言ってみればまだ「できないこと」。
今一度、自分を見直して「できること」で付き合っていけば、
的に中てることができなくても、なかなか射がまとまらなくても、
そもそも弓が引けなくても、
弓との、それを取り巻く世界との
より深い関係が築けるのではと思ったりする。

P.S.
的枠の深さは12cmの結果が多かったけれど、
本当にこれでいいのだろうか?

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2008年12月14日 (日)

手に入れたぞ

Imgp1486_

以前に、これは、かなり欲しいで紹介した矢の柄の木綿布地。
何となくまた覗いてみたら、
在庫が増えてる! しかも安くなってる!
ということで、ほくほくしながら購入しました。

さて、これで何を作りましょうか。

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2008年11月29日 (土)

ここにも「矢」の柄

前回の記事に載せた着物をメンテナンスに着物屋さんに行ったところ、
「うちの店が載ってるのよ〜、他の支店だけど」
と、一冊の着物雑誌を貰った。(きものサロン2008冬号)

家に帰ってから、何の気なしにそのページをめくっていたら、
11〜13ページに矢の柄が!

Imgp1484_

これは、そろそろ弓を引きなさいということなのか、
着物を着なさいということなのか、
それともその両方なのか……。

(うっかりしていたので、遅延掲載)

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2008年10月26日 (日)

物欲も役に立つ?

弓関連を彷彿とさせるもの、「矢」の柄をふと見かけると、
ついつい欲しくなってしまう。
弓を引けないだけにネタもないこのところ、物欲まみれの
そんな話題ばかりになってしまっているけれど、
今回はそうして集まったものが役に立った事例など。

Imgp1483_

昨日の友人の披露宴に出掛けた際のいでたち。
(ネタ用に羽織って撮ったので少し変です)
「矢」の柄&刺繍の着物に、「矢」の柄の草履、
画像にはないけれど、ついでに髪飾りも「矢」の柄。
ちなみに、帯結びの制約がなれば、
帯を「矢」の柄にすることも可能だった。(←ここまでくるとやりすぎ?)

「矢」の柄というやつは、探せば必ずあるものではないけれど、
必要なものを探すついでに、「何かないかな」と見回していると、
時々、本当にたまに、(私の趣味と財布に合致するものが)ぽこっと見つかる。
誰かが見張っているのでは、と疑わずにはいられない位、タイミングよく。
そして私は、ついつい、いけないと思いつつも
それを手に取りレジへ持っていき、あるいはポチッとクリックしてしまう。
一つ二つ我慢する程度の経済的負担というのが憎らしい。

……早いところ、完全停止状態のリニューアルを進める為にも、
AdobeのWeb Premiumあたりと、三代目ではスペックが足りないので、
四代目(パソコンのこと)が欲しいというのに、
「矢」の柄ばかりに目移りして進まない。
(いや、そのせいばかりではないけれど)

(うっかりしていたので、遅延掲載)

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2008年9月 5日 (金)

ちょっと欲しいかも

「グッドデザイン賞」の特集を見ていたら、
私(弓引き?)の心をわしづかみにする商品を見つけた。
(画像を載せたいのでまたしてもアフィリエイトで失礼)

これは……どう見ても弦巻。
雷ガードがついていないから持ちこたえているけれど、
それでも、衝動買いしてしまいそう。

コードを巻き付けて収納する、
弦巻様のグッズは今までに見たことがあるけれども、
ここまであからさまに「弦巻!」なものは見たことがなかった。
「長い物を巻いて収納する」ことを考えてみると、
確かに弦巻以上のフォルムはない訳で、
矢羽根の模様や家紋を見ていたときも感じていたけれど、
弓具というものは、本当に、
ほぼ完成されたデザインなんだな、と実感する。

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